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とある革職人の菱目打ち

菱目打ちとは

革を縫うにはあらかじめ穴をあけていないと針を通すことができません。その穴をあける道具を菱目打ちといいます。その菱目打ちの上部を木槌やゴムハンマーで叩いて、革に穴をあけます。
その穴開けは、非常に強くたたく必要があり、その打つ音は非常に大きいものです。アパート等では騒音問題となります。私も以前、大家さんからトントンうるさいと近所から苦情が入ったとの問題がありました。。。。

菱目をあける。菱目打ち。

菱目打ち機の作成

騒音問題があり苦慮していたところ、ハンドプレスのような工具がないものかと探しましたが、なかなか菱目打ち用のハンドプレス機は見当たりませんでした。(最近は菱目打ち専用の工具も見られるようになりました。)
そうしたところドリルスタンドが菱目打ちに利用できるのとの情報が、ネット上で散見されました。
ドリルスタンドのドリルを設置する部分に、菱目打ちの工具を工夫して取り付け利用する必要があります。

ドリルチャックを利用

本工房使用しているドリルスタンドを利用した菱目打ち機をご覧ください。

ドリルスタンドを利用した菱目打ち機


キーレスドリルチャックを使用しています。
穴の大きさより小さいものであれば穴あけポンチも取り付け可能です。

ドリルチャック設置。チャックの回転部を閉めないように取り付けます。

菱目打ちの取り付け
電動ドリルを取り付ける部分にドリルチャックを直接取り付けます。
ドリルチャックの穴に、菱目打ちの柄の部分を入れることができます。

実際に穴開け。
これで、近所に迷惑をかけることなく菱目打ち、レザークラフトに打ち込めるようになりました。
以前投稿した、駒合わせ縫いでは片方の革は菱目の穴を貫通させないよう菱目打ちをしなければいけません。この菱目打ち機を使用すると、ストッパーが付いており途中で止まる状態にできるため作業が楽になります。

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